Might Be Fictional Tendency (2015)

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この作品においてオカルト的な要素は計算していない。アニメ的なアプローチで正義と悪の構図を表現している。それは表現のカリカチュアでもある。しかし正義と悪の構図とは何だろうか。悪者は異世界からやってきて、人間の欲につけ込んで命を奪おうとする。正義は守るべき者や世界の為にそれに対抗する。そのような話が普遍的に創造されるのは人間がそれを好むからに他ならない。だがなぜそれを好むのだろうか。そうやって生きてきたのが人間だからであろうか。しかしながら他国を攻め込んで滅ぼした戦勝国が正義となる人類史においては矛盾しているとも取れる。では人間には、人間同士で争う以前に他に共通の敵がいたのだろうか。それとも、いもしない敵を大義名分の名の下に余所に作り出すといった偽旗作戦を目的としたプロパガンダの副産物であろうか。そんな事をふと思うのであった。

Mediums: oil, acrylic on paper

Dimensions: 51.5cm x 72.8cm

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